■渋谷を舞台にしたRPGゲーム
株式会社gloopsを設立した梶原吉広が最初に世に送り出したソーシャルゲームは、渋谷クエストという名前です。
クエストというのは、RPGゲームではよく見かける定番の名前になっており、渋谷という名前が付けられていることから、渋谷を舞台にしたゲームとなっています。
梶原吉広は、最初REALという携帯電話向けのSNSを運営するのですが、このREALで提供されていたゲームになります。
最近はアプリをダウンロードすることや、ブラウザ上で簡単にゲームが楽しめることから、年代に関係なくゲームを楽しむ人がいます。
しかし、どちらかというと若い人が楽しむことが多いので、若者の街の代表と言っても過言ではない上に、東京に住んでいなくても知っているぐらい有名な渋谷を舞台にしたのです。
ちなみに梶原吉広が設立した株式会社gloopsが渋谷に近かったのも、渋谷を舞台にした理由となっているようです。
■どのような流れのゲームなのか
梶原吉広によって最初に送り出されたソーシャルゲームの渋谷クエストですが、基本的な流れは敵を倒しながら宝物を奪い返すという内容になっているそう。
いろいろなステージが用意されているのも特徴で、ステージごとに様々な宝物が用意されています。
このステージの名前が渋谷駅周辺にある物となっているのです。
例えばセンター街、109前、ハチ公などがありますが、誰でも知っているぐらい有名なのが特徴でしょう。
敵と戦う方法も、一般的なRPGと一緒なので、違和感なくプレイができます。
たたかうコマンドやじゅもんコマンドを使って敵にダメージを与えていくのが定番ですが、道具を使って戦闘を有利にすることもできます。
どうしても倒せない敵や、ダメージを負っていて倒すのが難しい場合には、にげるというコマンドを選択するのも基本中の基本です。
■提供開始から人気が出たゲーム
RPGは好きな人が多いジャンルですし、梶原吉広が言っているように、多くの人が知っている街を舞台に選んだことで、親しみやすいゲームになったと言えるでしょう。
自分が知っている街や、よく訪れる街を舞台にしたゲームが出たら、やってみたい、見てみたいと思う人が多いことを知って、梶原吉広は渋谷を舞台に選んだのではないでしょうか。
梶原吉広は、配信後に2日で10万人を超えるユーザーが登録したと発言していることから、当時の人気ぶりがうかがえます。
ソーシャルゲームのいいところは、後からでもバージョンアップできるところでしょう。
梶原吉広も随時更新していくと言っていたため、ソーシャルゲームのメリットをしっかりと活かしていたようです。